sumomo – 地域と暮らしの、やわらかな中間地点。

 

住宅地の一角に新築された小さなパン屋「sumomo」は、

暮らしと仕事、個人と地域、その“あいだ”に静かに佇む拠点です。

 

構造や仕上げには、無垢材や自然素材を中心に選定し、

素材の手触りや光の入り方を大切にしながら、“つくり込みすぎない”やわらかな空間を目指しました。

広すぎず、閉じすぎず、人と人の距離が心地よく保たれるスケール感で構成されています。

 

室内からは、庭の緑や空の移ろいがゆるやかに感じられ、

sumomoという場は、一人で整える場所であり、誰かとつながるための小さな起点にもなります。

 

日常に静かに寄り添う、新しいかたちの“ひらかれた居場所”です。